夫が交通事故に遭い、担当医から高次脳機能障害の可能性があるといわれました。今後どうすればよいのでしょうか?

高次脳機能障害とは

できるだけ早い段階で、交通事故に詳しい弁護士に相談してください

ご主人の行動に関して、事故前と変わったことや、困難になったことを日記等で記録をしておくことをおすすめします。

また、早期に交通事故に力を入れている弁護士へのご相談もおすすめします。

高次脳機能障害とは、脳の損傷によって、注意力や記憶力、感情のコントロールなどの能力に問題が生じ、そのために日常生活や社会生活が困難になる障害のことです。

高次脳機能障害の症状には、何度も同じ事を話したり質問したりする「記憶障害」、気が散りやすく、仕事上でのミスが多くなる「注意障害」、感情のコントロールができず怒りっぽくなる「感情障害」のような様々な症状があり、日常生活にさまざまな困難が生じます。

高次脳機能障害を負ってしまった場合で適正な後遺障害認定しもらうためには、被害者の身近な方にご作成いただく日常生活報告書が重要になります。

日常生活報告書には、被害者の身近な方に事故前後での被害者の行動の変化を記入してもらいますが、より具体的なエピソード記入していただいた方が、しっかりしとした認定を受ける可能性が高いです。

そのため、高次機能障害の可能性がある場合には、被害者の行動の変化について、記録を取っておくことをおすすめしています。

また、高次脳機能障害の等級認定や賠償金の算定に関しては、交通事故に関する高度な法的知識が必要となります。

そのため、できるだけ早い段階で、交通事故に詳しい弁護士にご相談することをおすすめします。

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